各種調査
2021年10月07日
ジョブズコミュニティーレポート 2021年10月号 ―ワクチン接種拡大で「アルバイト・パートの採用を増やす」が37.8%―
株式会社リクルートでは、採用担当者向けサイト「人材インフォ」のメールマガジン会員に対して、継続的にアンケート調査を行っています。今回は、ワクチン接種の拡大がアルバイト・パートの採用計画に与える影響について聞きました。
日本では、2021年に入り新型コロナウイルスに対するワクチン接種が進んでいます(10/4時点で1回以上接種率は71.3%、2回接種完了率は60.9%)。ワクチン接種の拡大がアルバイト・パートの採用計画に与える影響について、採用担当者など企業の皆様に伺いました。
「採用を増やす予定」と回答したのは37.8%で、「今後の状況によって増やすことを検討する」の14.9%と合わせると、全体の約半数の企業で採用増加の可能性があることが分かります。一方で、「影響はない」と回答したのは全体の43.8%でした。
業種別に見ると、飲食業とサービス業では「状況次第」の回答が20%以上と多く、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などによる営業時間や営業形態への影響も踏まえて、採用計画の検討をしている企業が多いのではないでしょうか。人材サービス業と小売業では、「採用を増やす予定」が比較的多いほか、「状況次第」が10%を下回っており、人材確保に向けてスタンスの明確な企業が多いようです。
地域別に見ると、北海道・東北と九州・沖縄で採用の増加を検討する企業が少なくなっています。採用計画の検討に当たっては、エリアによってワクチン以外の要因が影響しているのかもしれません。
なお、JBRCウェブサイトでは、コロナウイルスに関連した以下の調査も掲載しています。
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株式会社リクルート ジョブズリサーチセンター
jbrc@r.recruit.co.jp
調査ダイジェスト
ワクチン接種拡大で「アルバイト・パートの採用を増やす」が37.8%
飲食業やサービス業は「状況次第で増やす」が20%以上
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