各種調査
2025年10月15日
シニア就業Vol.3 非就業シニア女性の再就職 ーブランクのあるシニア女性が、再度就業するためのヒントを探るー
本レポートは、株式会社インディードリクルートパートナーズ リサーチセンターが実施した「『働く』に関する2万人調査 2025」の中から、60~74歳の女性(以降「シニア女性」と表記)に焦点を当てて、就業を考えているシニア女性について、就業に至らない理由や働く上での条件などをまとめたものです。本レポートが、ブランクのあるシニア女性が再度就業するためのヒントになれば幸いです。
調査ダイジェスト
◆最近一年間で就職や仕事探しを考えたことがある割合
非就業シニア女性のうち、最近一年間で「就職や仕事探しを考えた」のは24.8%。最後に働いた時からの期間(ブランク期間)別に見ると、ブランク期間が長いほど「就職や仕事探しを考えた」ことがある割合が低いことから、ブランク期間が空くほど、再就職への意欲が低くなるのではないかと考えられる。その一方で、年齢による差は小さい。

◆仕事探しに関して何もしていない理由
「就職や仕事探しを考えた」にもかかわらず仕事探しに関して何もしていない理由は「応募したい求人では、年齢が限られていると感じる」が最も高く7割。ブランク期間が長いほど「選考プロセスが面倒」「家庭の事情で踏み切れない」「相談できる相手がいない」の割合が高い。

◆仕事を選ぶ際に重視すること
働く可能性があるシニア女性は「通勤時間」「勤務地」「転勤なし」など、場所に関する項目が特に高い。シニア男性と比較すると、シニア女性の方が全体的にスコアが高く重視する項目が多い。また、「仕事内容」「職種」など業務内容に関する項目や給与に関する項目は男女間で差が小さい。

調査結果の詳細はこちらのPDFをご覧ください
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