各種調査

2025年06月27日

#シニア

シニア就業Vol.1 定年退職後の就業者の実態 ー定年退職後の仕事満足度に影響するものは何かー

本レポートは、インディードリクルートパートナーズが実施した「『働く』に関する2万人調査 2025」の中から、定年退職を経験し、現在就業している60歳以上の方に焦点を当ててまとめたものです。
人口減少が進む中で、シニア世代の活躍はますます重要性を増しています。現在、企業には65歳までの雇用確保が義務付けられていますが、65歳以上でも4人に1人が就業している状況です(出典:総務省統計局「労働力調査 2024年」)。一方で、定年前後で給与が大幅に減少したり、仕事内容が大きく変わったりするケースも多く、働き手のモチベーション維持には課題が残っています。シニア就業者がより高い満足感を持って働き続けるためには、どのような環境や制度が必要で、定年前にどのような準備をしておくとよいのでしょうか。これらを明らかにすることを目的として分析を行いました。シニア就業者の方はもちろん、これから定年を迎える方、そしてシニア雇用に取り組む企業にとって、有益な情報となれば幸いです。

調査ダイジェスト

◆ 定年前と同じ会社で就業しているか、違う会社で就業しているかによって、現在の仕事満足度に大きな差はない。

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◆ 給与や賞与、人間関係や職場の雰囲気、仕事内容が希望通りであれば仕事満足度も高い。一方、勤務地、勤務時間が希望通りでも仕事満足度は他と比べて低い。

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◆ 現在の仕事満足度が高い人は、定年後やシニア期の就業に向けて、「基本的な能力を身に付け始めた」「心身の健康づくりを始めた」「希望の働き方ができる会社を探し始めた」といった準備をしている傾向にある。

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調査結果の詳細はこちらのPDFをご覧ください
※ 無料でダウンロードできます。