各種調査
2022年06月09日
【調査レポート】女性の仕事探しの実態と課題 ―仕事探し当時の就業状況により、次の仕事決定に差―
株式会社リクルートの調査研究機関「ジョブズリサーチセンター」では、求職者の動向や意識を隔年で調査しています。本レポートは、2021年に実施した「求職者の動向・意識調査 2021」より、特にアルバイト・パートと未就業(専業主婦、無職・定年退職)の女性に注目してまとめました。
労働力人口の減少を背景とした人材不足解消のためにも、女性活躍推進のためにも、女性の就業促進は社会的課題となっています。そこで、仕事探しをしたにもかかわらず働けていない女性はなぜ働けていないのかを調査データを通して検討し、どのような対策が効果的か考察します。
調査ダイジェスト
新たな仕事の決定状況
仕事探し当時に専業主婦と無職・定年退職だった人は、就業中の人に比べて「仕事が決まったので(仕事探しを)終了した」の割合が低く、「仕事は決まらなかったが終了した」の割合が高い。
仕事を探した時の困ったこと
ほとんどの項目でアルバイト・パートよりも専業主婦、無職・定年退職の方が割合が高い。専業主婦は「育児や介護と両立できる仕事が限られる」(30.4%)、無職・定年退職は「自分にどのような仕事が合うのかわからない」(37.3%)との回答が多く、それぞれに合うサポートが必要だと考えられる。
仕事を探した時の重視点(絶対条件)
上位に挙がった勤務時間・勤務地と仕事内容に関するほとんどの項目で、アルバイト・パートよりも専業主婦、無職・定年退職の方が割合が高い。
調査結果の詳細はこちらのPDFをご覧ください
※ 無料でダウンロードできます。
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