各種調査
2021年07月08日
ジョブズコミュニティーレポート 2021年7月号 ―採用管理システムの導入が進む 2018年より約6pt増加―
株式会社リクルートでは、採用担当者向けサイト「人材インフォ」のメールマガジン会員に対して、継続的にアンケート調査を行っています。今回は、応募者の管理ツールについて聞きました。
<目次>
時系列▶採用管理システムの割合が6.1pt増加、紙や表計算ソフトの合計が7.6pt減少
業種別・時系列▶人材サービス業、飲食業、小売業、サービス業で「採用管理システム」が40%超
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調査ダイジェスト
採用管理システムの割合が6.1pt増加、紙や表計算ソフトの合計が7.6pt減少
応募者管理には、紙や表計算ソフトを使うほか、採用管理システムを導入するといった方法があります。採用管理システムには、採用業務を効率化するため、応募者の一元管理をはじめ、応募者対応や面接などのタスク管理、応募効果の可視化(レポート等)といった機能を提供するものもあります。
応募者の管理ツールの利用状況について聞いてみると、「採用管理システム」が最も多く(36.6%)、次いで、「表計算ソフト(Excelなど)や予定表ソフト 」(33.1%)、「紙」(25.3%)という結果になりました。
2018年3月の結果と比較すると 、「採用管理システム」の割合が6.1ポイント上昇しており、システムの導入が進んでいることが分かります。なお、「紙」と「表計算ソフトや予定表ソフト」の合計は、66.0%から58.4%に減少しています。
人材サービス業、飲食業、小売業、サービス業で「採用管理システム」が40%超
2018年3月の調査と比べると、ほとんどの業種で「採用管理システム」の導入割合が増加しており、2021年6月の調査で40%を超えたのは人材サービス業、飲食業、小売業、サービス業でした。背景としては、例えば、採用数の多い業種の方が採用の効率化が課題となることが多く、システムの導入が進みやすい可能性が挙げられます。中でも、人材サービス業では「紙」が14.8%ととりわけ低くなっています。
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