各種調査
2019年12月12日
求職者の動向・意識調査2019 基本報告書
2013年、2015年、2017年に引き続き、労働市場における求職者の就業実態および意識を明らかにすることを目的に、調査を実施しました。求職者の仕事探しの実態、仕事探し当時の就業実態、探した仕事の就業条件等をまとめています。
調査名 | 求職者の動向・意識調査 2019 |
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調査目的 | 労働市場における求職者の就業実態および意識を明らかにする。また、未就業者の求職実態および意識を明らかにする。 |
調査手法 | インターネット調査(インテージ社モニター利用) |
調査期間 | 2019年9月12日(木)~9月19日(木) |
対象者条件 | 全国15~69歳の男女、最近1年間に仕事探し経験あり(新卒以外)、現在および仕事探し当時の職業がアルバイト・パート、契約社員、派遣社員、正社員、専業主婦/主夫、無職・定年退職、学生のいずれか(詳細は報告書p.2参照) |
有効回答数 | 18,823人 |
調査ダイジェスト
<仕事探しをした理由>
仕事を探した理由について、「お金が必要になった」という回答が最も多く(27.0%)、特に専業主婦/主夫(40.0%)と無職、定年退職(32.2%)で割合が高くなりました。正社員では「当時の仕事内容が自分に合わないと感じた」(34.1%)「会社の給与、昇給など待遇に不満があった」(28.0%)など、当時の仕事への不満が理由となっている場合が多くなりました。
<利用した求人情報源>
仕事探しに利用した情報源の上位3項目は「求人情報サイト(携帯・スマホ)」(41.1%)、「求人情報サイト(パソコン)」(34.3%)、「ハローワーク」(31.3%)でした。前回2017年の調査時と比較すると、「求人情報サイト(携帯・スマホ)」(33.7%)と「求人情報サイト(パソコン)」(38.0%)の順位が逆転しています。また、「求人情報アプリ」は16.5%(前回10.1%)で、中でも学生は3割を超えているなど、仕事探しにもモバイル化の傾向がみられます。
<仕事を探した時の重視点>
仕事探しで絶対条件だった項目についてみると、アルバイト・パート、契約社員、派遣社員、無職計では上位4項目が共通しており、「勤務日数(休日、休暇)」「勤務地」「勤務時間帯」「勤務時間数」でした。正社員では多かった順に「就業形態」「勤務日数(休日、休暇)」「給与」「仕事内容(職種)」でした。
<探した仕事の勤務時間>
探した仕事の勤務時間は、契約社員、派遣社員、正社員では「8~9時間未満」が5割以上でした。アルバイト・パートでは「8~9時間未満」は3割弱で、「4~6時間未満」が約3割でした。無職計では「4~6時間未満」が3割以上。学生は「4~6時間未満」「2~4時間未満」の割合が他より高くなりました。
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