各種調査
2017年12月19日
求職者の動向と意識の変化
<主な結果>
■新たな仕事の決定状況
無職計では「継続中」が減少し、「仕事が決まったので終了した」の割合が増えている。多くの職場で人材不足により働き手が求められているなかで、これまで仕事をしていなかったが働き始める人が増えた可能性がある。 (p.5)
■仕事探しにかけた期間
正社員とアルバイト・パートでは「1週間未満」の割合が増加しており、短期間で新しい仕事を決める人が増えていると考えられる。 (p.6)
■探した仕事の勤務日数(週あたり)
「1~3日」の仕事を探している人が増加しており、特に無職計では50.6%と約半数にのぼっている。多様な働き方の普及が推進されるなか、少ない勤務日数を希望する人が増えていると考えられる。 (p.8)
■探した仕事の時給
アルバイト・パートでは2013年調査では「800~850円未満」が最も多かったが、2017年調査ではより高い時給を希望する人が増え、「950~1000円未満」の割合が最も大きくなっている。景況感、人材不足による時給の上昇、最低賃金の引き上げなどを受けて、希望する時給が上がっていると推測される。 (p.10)
<調査概要>
■調査目的
労働市場における求職者の就業実態および意識を明らかにする
付加的に未就業者(専業主婦/主夫など)の求職実態および意識を明らかにする
■調査手法
インターネット調査(インテージ社モニター利用)
■対象者条件
・全国15~69歳の男女
・最近1年間に仕事探し経験あり(新卒以外)
・現在の職業がアルバイト・パート、正社員、契約社員、派遣社員、専業主婦/主夫、無職・定年退職
(2017年調査は仕事探し当時の職業も同様。2013年調査は学生も含む。)
■調査期間
・2017年9月11日(月)~9月15日(金)
・2013年2月1日(金)~2月12日(火)
■有効回答数
・2017年調査:19,287人(ウエイトバック集計)
・2103年調査:18,450人(ウエイトバック集計)
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