各種調査

2026年01月27日

#採用#時給・賃金#正社員

労働市場レポート 転職市場インサイト 2025年度10-12月期調査

本レポートでは、人材紹介サービス「リクルートエージェント」のデータを用いて、主に正社員の転職市場の動向を解説しています。近年、政府が労働移動の円滑化を推進するなかで、個人にとっても転職がキャリア形成の選択肢として捉えられるようになってきました。企業に目を向けると、構造的な人手不足や事業変革を背景に、即戦力人材の採用や通年採用ができる中途採用・キャリア採用が活性化しています。

このような状況を踏まえて、本レポートでは転職市場の動向をより実践的な視点で捉えることを目的に各種データを掲載しています。企業の採用予定人数と求職者数、応募数の推移の比較などから転職市場の全体感をつかむことができます。さらに、採用活動の当事者である企業の声を聞き取るとともに、転職内定者へのアンケートを通じて、賃金やワークライフバランス、キャリアの考え方など、転職する理由やきっかけをまとめています。

なお、一部試行的要素を含みます。指標の定義・算出方法は四半期ごとに見直すことがあり、見直しの履歴はデータ定義に記載しています。

※レポート本文へのリンクは本ページ下部にあります。

調査ダイジェスト

採用予定人数・求職者数・応募数の推移

※本パートのグラフは、採用予定人数・求職者数・応募数の四半期推移を、2021年度10-12月期を100とした指数で示しており、2021年度からの変化を把握することができる。
・2021年度10-12月期比で企業の採用予定人数は3.05倍、求職者数は1.79倍、応募数は2.32倍
・企業の採用予定人数の増加に求職者数・応募数が追い付いておらず、開きは拡大

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企業の声

※本パートは、リクルーティングアドバイザー(企業担当)に、業界・地域ごとの企業の採用動向についてヒアリングした内容をまとめたものである。
・中途採用社員を含む既存社員の定着や配置、育成などの人事課題が採用に影響し、厳選採用や採用要件の再定義の動き
・生成AIの台頭による、人が担当する業務内容の見直しや必要なスキルの見直しが進んでいる

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レポートでは9つの業界と8つの地域ごとの詳細内容を掲載している

賃金の状況

※本パートでは、求人票に記載されている想定年収幅と、想定年収下限の前年度同期比を示している。
・求人票の想定年収(レンジ中点)は、2024年度の横ばい推移を経て上昇の兆し。直近10-12月期は前年度同期比+2.3%と伸長
・愛知・大阪の機械・電気・化学エンジニアや、東京の接客・販売・店長・コールセンターなどで上昇

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転職内定者の声

※本パートは、転職内定者向けアンケートから、公開の許諾を得ている人の回答を抜粋したものである。
・転職内定者の「転職のきっかけ」を32名分掲載
・過重労働の解消を求める声とともに、残業削減に伴う収入減少への不安から転職を決意したという切実な意見も聞かれた

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レポートでは32名分の転職のきっかけを掲載している

トピックス:求職者の評価は何で決まるのか

・ITエンジニアの求人を対象に、経験業界・職種や保有スキルなど求職者の「スキル・属性情報」が内定へ与える影響の傾向を分析
・若年層/ミドルシニア層、職種経験者/未経験者で異なる傾向が確認された

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調査結果の詳細はこちらのPDFをご覧ください
※ 無料でダウンロードできます。