各種調査

2022年06月23日

#介護・福祉

介護関連資格保有者の意識レポート

労働人口の減少にともなって介護業界の人手不足が顕在化している中、介護業界への入職にあたってハードルとなっているのは何か、改善が求められるポイントは何かを「介護業界への就業に関する意識調査」よりまとめています。

本レポートは、介護関連の資格を持っている方のうち、現在介護業界で働いていない方(他業界に就業、および非就業)で、5年以内に求職活動をしていない方を対象にしています。介護関連の資格を持ちながらも介護の仕事に就いていない理由と仕事探しの条件を調査しました。介護資格保有者のうち、性別と就業有無によって違いがみられるため、性別×就業有無で調査結果をまとめています。

調査サマリー(レポート本文へのリンクは本ページ下部にあります)
Part1 介護の仕事検討
介護職のイメージ
介護関連資格を活用した仕事に就いていない理由
具体的な介護の仕事別検討余地

Part2 介護関連資格保有者の仕事探しの条件
仕事探しの条件

Part3 介護関連資格保有者の実態

Part4 回答者プロフィール

調査名 介護業界への就業に関する意識調査
調査目的 介護関連業の雇用促進について検討する際の資料とするため、未経験介護関連業就業者や介護関連業就業検討者の実態、介護関連資格保有者の意識を明らかにすること
調査方法 インターネット調査(クロス・マーケティング社モニター)
調査期間 2022年2月25日(金)~3月1日(火)
調査対象 ①介護業界未経験で5年以内に介護の仕事を検討したことがあるが他業種に就業した方
②介護業界未経験で5年以内に介護の仕事に就業した方
③介護関連の資格保有者で、他業界就業者または非就業者
回答数 ①377
②299
③589

※本レポートは調査対象③についててまとめています。「未経験で介護の仕事を検討したことがあるが他業種に就業した方」についての分析は第1・2弾のレポートにて報告しています。

調査ダイジェスト

◆介護関連資格を活用した仕事に就いていない理由(P.5)

介護非就業である理由を複数回答で聞くと、「家庭の状況などが理由で仕事に就ける状況にない」が23.8%で最も高く、「他によりよい条件の仕事があった」「資格を活用することにはこだわらないが介護の仕事には就きたくない」と続く。
性別×就業状況別では、女性×非就業者で「家庭の状況などが理由で仕事に就ける状況にない」が50.8%と高い。男女とも就業者では「他によりよい条件の仕事があった」が高く、男性×就業者で29.8%、女性×就業者で25.8%。

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調査結果の詳細はこちらのPDFをご覧ください
※ 無料でダウンロードできます。