各種調査
2020年07月15日
ジョブズコミュニティーレポート vol.9 ―採用担当者に聞いた新型コロナウイルスとアルバイト・パート勤務への影響―
株式会社リクルートジョブズでは、採用担当者向けサイト「人材info」のメールマガジン会員に対して、継続的にアンケート調査を行っています。このレポートでは、2019年12月~2020年6月に行ったアンケート結果を中心に、業種別・地域別の結果と合わせてまとめました。
アンケート結果からは、新型コロナウイルスによってアルバイト・パートの勤務にも影響があったこと、採用現場や人材不足の状況にも変化が起こっていることなどが見てとれます。
<目次>
1. 新型コロナウイルスの影響で、アルバイト・パートの勤務に変更はありますか?
2. 1年前に比べて人手不足を感じますか? [時系列データ]
3. WEB面接を取り入れていますか?
新型コロナウイルスの影響で、アルバイト・パート採用についてどのような対応を取っていますか?
4. どのような場面で最も人材不足の影響を感じますか?
5. アルバイト・パートから正社員や契約社員への登用をしていますか?
アルバイト・パートを採用するとき、同職種での経験を重視しますか?
調査ダイジェスト
コロナ影響でアルバイト・パート勤務を停止 約3割(p.1)
最も多い回答は「時間や日数を減らしている」34.8%。次に多い回答は「勤務を停止している」32.2%でした。アルバイト・パートの勤務を止めたり減らしたりしたという回答が、6割以上にのぼり、新型コロナウイルスの影響が大きかったことがわかります。(調査時期:2020年4月)
「人手不足が改善・解消」 3割以上 (p.3)
「1年前よりも人手不足が改善・解消した」 が36.2%で、最も割合が高くなりました。新型コロナウイルス感染防止のための休業や時間短縮などの影響もあると考えられます。「1年前よりも人手不足が悪化した」「1年前と同程度の人手不足を感じる」は合わせて約5割となっています。(調査時期:2020年6月)
「WEB面接を取り入れている」 約3割(p.6)
「全面的に取り入れている」「一部取り入れている」と何かしらWEB面接を取り入れているとの回答は全体の約3割。「今後取り入れる可能性がある」も約3割でした。WEB面接の活用は、さらに広がる可能性があるでしょう。(調査時期:2020年5月)
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